島根大学 学術研究院 教育学系
/教 授
/技術士(応用理学)
/ 学長特別補佐(SDGs担当)
大学生協 中国・四国事業連合/理事長
認定NPO法人 自然再生センター/理事長
【専門】理科教育・SDGs/ESD・防災教育・
地球惑星科学・宇宙/地球教育・泥だんご保育
学術論文(査読付き論文・紀要、及び教科書・海外誌に引用された学術論文を含む)(2024年度分まで反映)
【学術論文 53件、内訳:地球科学系専門論文39件:教育系専門論文14件】
【研究報告・その他論文 10件、著書・辞書分担執筆など11件】
1 松本一郎(1990)広島県吉舎町周辺の白亜紀火成活動. 島根大学地質学研究報告,Vol.9,55-63. 教科書(日本の地質(共立出版)日本地方地質誌(朝倉書店)に引用
2 Matsumoto I..and Arai, S.(2000)Morphological variations of chromian spinel in dunite and harzburgite from the Sangun zone, Southwest Japan. Sci. Rep. Kanazawa Univ. Vol. 44, 11-24.国際誌に引用
3 沢田順弘,加々美寛雄,松本一郎,杉井完治,中野聰志,周琵琶湖花崗岩団研グループ(1994)琵琶湖南部白亜紀環状花崗岩体と湖東コールドロン. 地質学雑誌,Vol.100, 217-233.(論文賞受賞)
4 松本一郎・沢田順弘・加々美寛雄(1994)白亜紀吉舎火山岩類および周辺花崗岩類のRb-Srアイソクロン年代とその地質学的意義. 地質学雑誌,Vol.100, 399-407.
5 松本一郎,荒井章司,村岡弘康,山内英生(1995)三郡帯のダナイト-ハルツバージャイト-クロミタイト複合岩体の記載岩石学的特徴.岩鉱,Vol.90,13-26.
6 松本一郎,荒井章司,原田武(1995)三郡帯矢の峯かんらん岩体のクロミタイト中の含水鉱物について.岩鉱,Vol.90,333-338.
7 Matsumoto I.(1996) Degree of mantle-melt interaction and genesis of podiform chromitite in the dunite-harzburgite-chromitite complexes of the Sangun zone, Southwest Japan. Doctoral thesis of Kanazawa University (Natural Science and Technology). pp99.
8 Matsumoto I. and Arai, S.(1997)Characterization of chromian spinel as a tool for petrological explora chromititetion for podiform. Resource Geology, Vol.47, 189-199.(研究奨励賞受賞)国際誌
9 Matsumoto I., Arai, S. and Yamauchi, H.(1997)High-Al podiform chromitites in dunite- harzburgite complexes of the Sangun zone, central Chugoku district, Southwest Japan. Jour. Asian Earth Sci. (Elsevier, London, Great Britain) Vol.15, 295-302.国際誌
10 Arai, S., Prichard, H.M., Matsumoto I. and Fisher , P.C.(1999)Potarite (PdHg) in thermally metamorphosed dunite from the Inazumiyama ultramafic complex, southwestern Japan: an implication for the behaviour of mercury in PGE mineralization in peridotite. Mineralogical Magagine, (Mineralogical Society, London) Vol. 63, 369-377.国際誌
11 Arai, S., Prichard, H.M., Matsumoto I. and Fisher , P.C.(1999)Platinum-group minerals in podiform chromitite from the Kamuikotan zone, Hokkaido, northern Japan. Resource Geology (Society of Resource geology, Tokyo), Vol.49,39-47.国際誌
12 Matsumoto I..and Arai, S.(2001)Petrology of dunite/ harzburgite with decimeter- scale stratification in a drill core from the Tari- Misaka ?ultramafic complex, southwestern Japan. Journal of Mineralogical and Petrological Sciences, Vol. 96, 19-28. 国際誌
13 Matsumoto I. and Arai, S.(2001)Morphological and chemical variation of chromian spinels in dunite- harzburgite complexes from
the Sangun zone (SW Japan): implications for mantle/ melt interaction and chromitite formation processes. Mineralogy and Petrology, (Springer-Verlag, Wien, Austria) Vol.73,4, 305-323.国際誌
14 松本一郎,荒井章司, 山根俊夫(2002)クロミタイトの規模からみたマグマ/かんらん岩反応の重要性 -若松クロム鉱山の例-. 資源地質,第52巻,135~146.
15 松本一郎・沢田順弘・加々美寛雄(2002)広島県吉舎地域・高田期の火山-深成複合岩体 -斜長石Sr同位体比組成からのアプローチ-.
島根大学地球資源環境学研究報告, Vol.20, 163-169. 教科書(日本の地質(共立出版)・日本地方地質誌(朝倉書店)に引用
16 Matsumoto I. and Tomurtogoo, O.(2003)Petrological characteristics of the Hantaishir ophiolite complex, Altai region, Mongolia:
coexistence of podiform chromitite and boninite. Gondwana Research (International association for Gondwana Research) Vol. 6, 161-169.
17 東 照雄, 平井英明, 田中治夫, 菅野均志, 山本広基, 福田 直, 福田 恵, 松本一郎, 藤本順子(2006)土と向き合って:土壌教育の重要性を考える.日本土壌肥料学雑誌(ISSN:00290610), Vol.77, 451-456.教育論文
18 松本一郎(2006)中国地方のクロム鉱床-探査と成因に関する最近の研究成果-.島根県地学会会誌(ISSN:09139370). Vol.21, 5-10.
19 伊藤麻由佳・松本一郎(2007)河川底質物の地質学的・地球化学的研究 -中部地方木曽川と庄内川の比較-. 島根大学教育学部紀要(自然科学)Vol. 41,179-189.
20 坪田智行・松本一郎(2007)松江層玄武岩類の記載岩石学的研究.島根大学教育学部紀要(自然科学), Vol. 41,171-177.
21 秦 明徳・松本一郎(2007)花崗岩地帯を流れる斐伊川の特性とたたら製鉄, 平成19年度地学教育学会第61回全国大会巡検案内書B2, 地学教育学会, 1-10.
22 松本一郎・小松真理子・亀井淳志(2008)河川底質物からみた流域の地球化学的環境影響評価 - 近畿地方淀川と大和川の例 -.
島根大学教育学部紀要(自然科学), Vol. 42, 97-105.
23 佐藤大介・松本一郎(2008)和久羅山デイサイトの記載岩石学的研究. 島根大学教育学部紀要(自然科学), Vol. 42, 87-95.
24 清水祐也・中村一姫・赤井理一・松本一郎・石賀裕明(2008)島根県西部泥質メランジ地帯からの巨大蛇紋岩塊の発見.島根大学地球資源環境学研究報告, Vol. 27, 29-33.
25 松本一郎(2009)斐伊川及び飯梨川堆積物の重金属含有量からみた流域の地球化学的特徴, LAGUNA, Vol. 16, 53-62.
26 多久雅啓・松本一郎(2009)小笠原父島無人岩の記載岩石学的研究 -無人岩枕状溶岩の垂直変化-. 島根大学教育学部紀要(自然科学), Vol. 43, 123-135.
27 佐藤大介・松本一郎(2010)島根県松江市和久羅山デイサイトの記載岩石学 -和久羅山火山の火山発達史の一考察-. 島根県地学会会誌(ISSN:09139370). Vol.25, 35-43.
28 宮下 治・松本一郎(2010)学習支援による地学野外学習の実践的研究 -島根県公立学校の拡大を例として-. 理科教育学研究,Vol.51, 137-146.教育論文
29 秦 明徳・松本一郎(2010)地球システムに立脚した環境教育. 島根大学教育臨床総合研究9, 101-109.教育論文
30 秦 明徳・松本一郎(2010)理科における土壌開発の視点. 島根大学教育臨床総合研究9, 111-122.教育論文
31 松本一郎・佐藤大介・齋藤由美子(2010)小学校第6学年理科「大地のつくりと変化」における実践研究. 島根大学教育臨床総合研究9, 93-100.教育論文
32 Matsumoto I., Hoffman D., Wolfe J. and Ishiga H. (2010) Longitudinal Distribution of Heavy Metals in Fluvial Sediments of the Trinity River, Texas. TEXAS Journal of Sciences. 62, 3, 223-236. 国際誌
33 佐藤大介・松本一郎・亀井淳志(2011)島根県松江市,和久羅山デイサイトの岩石記載と全岩化学組成. 地質学雑誌,Vol.117, 439-450.
34 梅田知幸・松本一郎(2012)三郡帯中国地方中部に位置する多里-三坂岩体周辺の砕屑性クロムスピネルの化学組成, Vol. 46, 島根大学教育学部紀要(自然科学)143-155.
35 松本一郎・梅田知幸(2013)L4-L6コンドライト(NWA869)隕石中のクロムスピネルの化学組成と顕微鏡記載. 島根県地学会会誌(ISSN:09139370). Vol.28, 59-62.
36 吉田圭輔・松本一郎(2013)連続汽水湖における河川堆積物による環境影響評価. 島根県地学会会誌(ISSN:09139370). Vol.28, 75-80.
37 梅田知幸・松本一郎(2013)三郡帯中国地方中部に位置する超マフィック岩体周辺における砕屑性クロムスピネルの化学組成. 島根県地学会会誌(ISSN:09139370). Vol.28, 49-57.
38 松本一郎(2013)発達段階を意識した環境教育のin・about・for. 日本学術振興会「中国低開発農村の持続可能な新システムの形成と定着に関する研究」による2012年度日中国際学術セミナー論文集, 島根大学・寧夏大学, 1-12. 教育論文
39 梅田知幸・松本一郎(2013)小学校教員を志望する大学生への指導力向上を目指した野外学習の実践, Vol. 47, 島根大学教育学部紀要(教育科学)41-49. 教育論文
40 松本一郎・西村 覚・高橋里美・赤木寛子・伊藤英俊・井上富美子(2014:研究集会推薦論文)島根大学教育学部附属学校園の独自性.(査読あり), 日本教育大学協会研究年報, 第32集, 95-107. (協会推薦論文)
41 松本一郎(2014)理科のおけるこれからの環境教育.理科の教育, 63巻, 2014, 529-533.
42 松本一郎・武田一徹・伊藤英俊(2015)山陰の豊かな自然を活かした野外学習プログラムの開発と実践 -地学分野の学習支援の重要性-.島根県地学会誌, 30号, 23-27.
43 武田一徹・松本一郎(2015)小学校での天文単元の教材開発と授業実践 -地学・天文学的な時間と空間概念の獲得に向けて-.島根県地学会誌, 30号, 29-33.
44 松本一郎(2016)西南日本内帯における隠岐諸島のテクトニクスの位置づけ–隠岐諸島はなぜそこに存在しているのか–鳥取地学会誌 第20号 25-33.
45 Ichiro Matsumoto, Shoji Arai and Makoto Miura(2017)Chromian spinels and olivines in a contact-metamorphosed peridotite sediment system from Nagasawa, SW Japan: Implications for mobility of elements in a hydrothermal condition system. Ore Geology Reviews (Elsevior), 91, 682-694.
46 松本一郎(2017)過去を読み解き未来を思考する「地球」領域の見方・考え方 - 時間/空間概念の獲得と社会に開かれた教育過程に向けて-.理科の教育, Vol.66, No.785.
47 松本一郎(2018)大地のつくりから学ぶ地域の環境・防災・故郷教育. 日本教育大学協会研究年報, 第36集, 213-222. (協会推薦論文)
48 松本一郎(2019)「理科における『自然を愛する心情』についての一考察―日本の自然環境に寄り添い,持続可能な社会の構築に向けての試金石として―」『理科の教育』66(799),13-17.
49 矢田猛士・松本一郎( 2019)地域の温泉水を活用した放射線学習~半減期の測定実験~. 島根県地学会誌, 34,25-29.
50 末吉龍弥・松本一郎(2019)地層学習の野外観察授業の実践とその効果―中学生を対象として―. 島根県地学会誌, 34,31-36.
51 松本一郎(2021)自然災害に対応した理科教育の役割と重要性. 『理科の教育』70(830),561-565.
52 松本一郎(2022)SDGs実践における見方・考え方についての一考察. 学校教育実践研究 5. 53-59.
53 藤岡達也・川村教一・松本一郎・澤口隆・ 岡本義雄・熊野善介・久田健一郎(2022)GeoSciEd IX 日本(島根大会)開催の意義と展望 ―これまでの国際地学教育学会の展開を踏まえた日本地学教育学会への期待―. 地学教育, 第74巻, 217-224.
研究報告・その他論文
【10件】
1 菅田康彦,松本一郎,石賀裕明,武蔵野実(1992)岡山県井原市北部に分布する舞鶴帯ペルム紀火山岩類の化学組成. 島根大学地質学研究報告,Vol.11,55-63.
2 松本一郎(1994)ブッシュフェルト複合岩体のクロム鉱床. 地質ニュース, Vol.479,41-46.論文pdf 国内全国誌
3 松本一郎・Tomurtogoo Onongin・中嶋輝允・高橋裕平・高橋敏夫・佐藤庸一(1998)モンゴル国アルタイ地域ハンタイシャーオフィオライトとクロミタイト. 地質学雑誌, Vol.104, VII-VIII.国内全国誌
4 Fujiwara S.,Matsumoto I. and Nishitani Y.(1999)Geochemical survey in the Tizapa area (Mexico). Dowa engineering ltd (International Report between Japan and Mexico), pp64.国際研究
5 松本一郎(2002)島根大学生の自然科学常識度. 島根大学地球資源環境学研究報告, Vol.20, 171-178. 教育論文
6 小島圭二,田村昌三,島田荘平,石井英二,田中勝,登坂博行,中杉修身, 山川稔,編 執筆者 松本一郎,他(2000)廃棄物処分・環境安全用語辞典, 丸善株式会社(東京) pp493. 分担p247(地下水汚染)及びp401(溶存物質)
7 松本一郎(2006)安全で快適なキャンパスを目指した島根大学の挑戦-自転車登録制度と構内乗り入れ規制区域の設定- . 大学と学生(ISSN:02864657) No.32, 38-44. 大学環境論文
8 清水祐也・中村一姫・赤井理一・松本一郎・石賀裕明・加藤芳郎・城市彰(2008)島根県西部泥質メランジ地帯からの?産出した蛇紋岩について.島根県地学会会誌(ISSN:09139370). Vol.24, 9-11.
9 松本一郎(2009)ポディフォームクロム鉱床の岩石学的探査法 -日本最大の多里地域クロム鉱床群の記載-. 地質ニュース, Vol.664,41-49.国内全国誌
10 松本一郎(2009)近代化産業遺産「多里地域クロム鉱山」. 地質ニュース, Vol.664,10-12. 国内全国誌
著書・辞書分担執筆、学習プログラム作成、学術特集号の編集責任等
【7件】
1 島根県・島根大学(2003)21世紀を生きるきみたちの環境学習「環境学習プログラム小学校中学年~高学年編」pp258(編集/執筆:執筆編集委員).
2 島根県・島根大学(2004)21世紀を生きるきみたちの環境学習「環境学習プログラム幼児~小学校低学年編」pp194(編集/執筆: 執筆編集副委員長).
3 島根県・島根大学(2005)21世紀を生きるきみたちの環境学習「環境学習プログラム中学校編」pp200(編集・執筆: 執筆編集副委員長).教育業績
4 松本一郎(2005)吉舎火山岩. 日本の地質増補版(ISBN4-320-04644-7), 共立出版, 分担P245.
5 松本一郎(2009)吉舎火山岩. 日本地方地質誌中国地方(ISBN16786-3)朝倉書店, 分担273-275.
6 松本一郎(2009)地質ニュース特集号「鳥取県多里地域クロム鉱山・産業遺産登録!」特集号編集責任者,地質ニュース, Vol.664,1-49.
7 松本一郎・山根俊夫(2012)鉱山ガイドブック「多里のクロム鉱山」,米子プリント社,1-15.
8 島根県・島根県教育委員会(2013)学校における環境教育の手引き, 株式会社島根県農協印刷, 1-135. 編集/執筆/監修(座長)
9 環境省(中国四国地方環境事務所)(2016)「隠岐の人と自然の学習帳~国立公園・ジオパークを活かした授業・活動プログラム集~」編集/執筆/監修(座長)
10 松本一郎(2017)平成29年度改訂中学校教育課程実践講座理科(第6章:指導に向けて検討すべき事項). 小林辰至編著(小林辰至、他16名:松本は第6章を単独担当), 株式会社ぎょうせい, 226-237.
11 松本一郎(2024)持続可能な社会を目指した「自然と人間との関わり」の学び. 藤岡達也編著(藤岡達也、他14名)『理科で考える自然災害」, 東洋館出版社, 82-85. (ISBN978-4-491-05564-0)